平成2年、個性豊かな踊りを創ることを目指して結成。正調の踊りに扇を取り入れたオリジナルの扇踊りが特徴です。調和をとりながらも遊び心にあふれる「ちびっ子扇」、お囃子の軽快なリズムで踊る女ハッピ踊り、美しさと奥ゆかしさを表現しながら扇を舞う女踊り、そして扇さばきを楽しみながら陽気に踊る男踊り。阿波扇の踊りは、誰もがすぐに真似のできない深い思いが刻まれた踊りです。正調のお囃子と調和のとれた阿波扇ならではの独創的な踊りをぜひご覧ください。
蝶が舞うように、扇をひらひらと華麗に動かせる。扇を下ろしたとき、扇の面は必ず前を向くように。扇の重みを考えると、前傾よりも直立の姿勢が体の負荷は少ない。観客に満面の笑みを忘れずに。
扇は頭上で優雅に回転させる。腕は肩より下げない。女踊りは集団で見せる場面が多いため、扇の動きが少しでもずれると過剰に目立ってしまうので要注意。肩と腰を入れて踊ることで、扇の華麗さが引き立つ。