オリジナリティあふれる独特の踊りが、私たちの連の自慢です。女踊りはあくまでも正統派の品のよい踊り方で、手の指先からつま先までしなやかに踊ることを目標としています。一方の男踊りは、勇壮な団扇踊りで知られています。元祖ちびっ子踊りの子供たちも元気いっぱいで、それぞれが持ち味を出して踊っています。メンバーは、三度の飯より踊りが大好きな連中ばかり。明るく楽しく個性を生かしつつ、連として息の合った統一感のある踊りを目指しています。
流れるような巧みな団扇さばきが男踊りの特徴。団扇の動きを止める、決めポーズは作らない。アップもスローも、団扇踊りの基本は変わらない。目線を観客に向けて、満面の笑みを心がけて踊る。
腰を落として膝を軽く曲げ、上半身は前傾姿勢に。背筋は、弓がカーブを描くように美しく反らせる。腕は前方と上方の間を、ゆったりとしなやかに振る。顔を下へ向けると、編み笠が立ち過ぎるので注意。