有名連

娯茶平 (徳島県阿波踊り協会 )

男たちが地を這うように踊る〝網打ち〟は
芸術の域に。重厚な鳴り物が観客を虜に。

終戦間もない昭和21年に誕生した娯茶平。その踊り方は「娯茶平調」とも呼ばれ、特色あるスタイルを確立しています。日本の古典芸能である能を思わせる「すり足」は娯茶平独特の足運びで、ゆったりとした正調のお囃子に合わせて優雅に踊ります。出演は、国内はもちろんのこと欧米やアジアなど海外公演も行い、好評を博しています。これからも「一生を捧げ悔いなし阿波踊り」の精神を掲げ、情のある踊りとお囃子を極めるために連員一丸となって努力していきます。

娯茶平

男踊り

腰を低く落とし、地を這うようにゆったりと踊る。前傾姿勢を深くとり、胸の前の空間を広く作る。団扇をどのようにさばくかが、技の見せどころ。無の境地に近づこうと、日々の鍛錬に汗を流す。

娯茶平男踊り

女踊り

ゆったりしたお囃子にのって、優雅にしなやかに踊る。足運びに特徴があり、太腿の上下でリズムをとる。肩と腰のゆらめくような動きが情緒をかき立てる。三味線や笛にマッチした古風なたたずまいが魅力。

娯茶平女踊り

踊り方

データ

創立
1946年(昭和21年)5月1日
連長
岡秀昭
連員数
310名
出典:あわだま編集部(2015)『阿波踊り本。II』 猿楽社.