のんき連は、大正14年結成の老舗連で「個性を重んじ形にとらわれずに、自由奔放な踊りで踊り手と観客が一つに解け合い、ともに楽しむ」を信条としています。三大主流の一つである、腰を落とし背筋をピンと伸ばして踊る「のんき調」は、もちろん私たちのんき連から生まれたものです。これからも歴史と伝統に誇りと自覚を持って活動する一方、舞台では男踊りの演出「サムライ」など、新しい踊りにもチャレンジしていきます。のんき連の踊りにどうぞご期待ください。
腰を低く落とし、背筋を伸ばして凛々しい姿勢で。つま先は切れよく大地を刻み、軽やかに足を運ぶ。観客とアイコンタクトをとって踊るのが「のんき流」。目線は常に水平に向け、満面の笑顔を心がける。
古風な情緒ある踊りが特徴。風に吹かれるように、絡げた右袖の柳がゆらゆらと揺れる踊り方が理想。手は、宙に浮かんだ雲をそっとつかんでたぐり寄せるように優しく動かせる。足運びは、品よく優雅に。