結成した4月の卯月と、ぞめきのリズムに身も心も浮き立ちうずくという意味から、うずき連と名付けました。シンプルな中にこそ、阿波踊り本来の姿があると信じ、変えてはならないものを大切に、時代に応じた正調阿波踊りを貫いています。男踊りは切れよく巧みに団扇をさばいて、力強く。女踊りは差し足を生かして、あくまでも品よく優雅に。ややゆったりとした粋調のお囃子と、よしこのの唄で盛り上げます。ひと足ひと振りを丁寧に舞う、うずき連の世界をご堪能ください。
切れのある巧みな団扇さばきが、男踊りの真骨頂。日々の鍛錬が豊かな表現力をさらに磨き上げる。踊りと着付けは〝車の両輪〟のような関係。衣装を粋に着こなしてこそ、踊りが美しく映える。
あらゆる向きから見ても美しい、うずき連の踊り。手は肩幅の広さに構え、指先まで細やかな動きで。肩と腰は、内側にねじるように深く回転させる。腰元で揺れるお飾りが、優美な所作を際立たせる。